第1弾 しいたけで?利回り12.2%「コンテナ投資」の驚きのスキーム

「利回り12.2%」「20年間の買取契約付き」…テンフィールズファクトリー株式会社の販売する投資商品の説明には、このような文言が添えられていた。そんなうまい話があるのか?と考える投資家の方もいることだろう。

代表の市川裕氏は編集部の取材に対し「何もかも包み隠さずお話しします」と語った。

全5回の連載によって明かされる、「コンテナ×しいたけ栽培×太陽光発電」その驚きのスキームとは。

目 次

1. 驚異の利回りを実現する「コンテナ栽培投資」とは何か

テンフィールズファクトリー株式会社(2002年設立、資本金4000万円、本社・京都)の代表、市川裕です。全5回にわたり、当社初の「コンテナ栽培投資」についてご説明します。

コンテナ投資と聞くと、多くの人はコンテナを倉庫代わりに利用するトランクルームをイメージされると思います。しかし、弊社のコンテナ投資はまったく別物です。前者が不動産投資であるのに対し、コンテナ栽培投資は、コンテナ内で作物を栽培することで収益を得る「農業投資」です。

 

「コンテナ×しいたけ栽培×太陽光発電」全貌は ⇒ コチラ

 

では、何を栽培するのか。それはズバリ「しいたけ」です。

しいたけは、かつてはクヌギやコナラなどの原木に菌を植えてつくる「原木栽培」が主流でした。しかし今では全体の9割以上が、オガクズなどの木質基材に栄養源を混ぜて育てる「菌床(きんしょう)栽培」に替わりました。菌床で人工的に作ることで原木の10倍以上の生産量が見込めます。

 

菌床から生えるしいたけ

菌床から生えるしいたけ

 

通常、しいたけの栽培はビニールハウスで行なわれます。しかしビニールハウスの場合は台風や水害などの災害リスクを避けられません。そこで弊社では、温度・湿度などがを自動調節・管理できるよう改造したコンテナ内で栽培し、安定した供給を実現したのです。そして、収穫を終えたしいたけの菌床を買い取る――これが弊社独自の「コンテナ栽培投資」のスキームです。

2. ナゼ?安定した需要があるのに「供給不足」の異常事態

しいたけは日本人に一番なじみのあるきのこです。栄養価が高く、生でも乾燥でもおいしく食べられます。煮物にも、炒め物にも、スープの具にも使え、良質なダシをとることも可能です。しかし、それだけでは投資商材にはなりえません。

 

「コンテナ×しいたけ栽培×太陽光発電」全貌は ⇒ コチラ

 

私たちが着目したのは、数ある農産物のなかでも唯一といってよいほど「価格変動がない作物」である点です。過去10年間をさかのぼっても、年間を通して900~1,000円/kgで推移し続けています[図表1]。


 

一方、日本では農家が激減しています。しいたけ農家さんも働き手が高齢化し、年間3~5%辞めているのが現状です。後継者もいません。安定した需要があるにも関わらず、供給元は年々減り続けているのです。

しいたけの多くは中国からの輸入品ですが、日持ちが悪いため、生で入ることはまずありません。だからこそ弊社は、希少な「日本ブランドのしいたけ」として国内・国外を問わず確固とした供給ルートを得られたのです。

3. 菌床の買取…「コンテナ×しいたけ」の全貌

私はかねてから、農業投資こそ最も参入すべき市場だと確信していました。では、何で入るか。たどり着いたのが、「菌床しいたけ」と「コンテナ」を掛け合わせるビジネスモデルです。

 

「コンテナ×しいたけ栽培×太陽光発電」全貌は ⇒ コチラ

 

具体的に「コンテナ栽培投資」のスキームをご紹介しましょう。
まず投資家の皆さんには、弊社からコンテナと菌床を購入(170円/個)していただきます。私たちは皆さんからお預かりした菌床をコンテナ内で生育し、しいたけを栽培・収穫します。そして使用済みの菌床は、弊社が購入時の2.2倍の価格(380円/個)で買い取ります。これが投資家の皆様の収益となります。
しいたけの売却益の還元ではなく、あくまで「菌床の買取」です。コンテナ栽培かつ需要も安定しており、価格変動のリスクは極めて少ないですが、投資家の皆様に高利回りを確保し続けていただけるよう、このようなスキームにてご提案しています。
さらに弊社では投資家の皆様により一層ご安心いただくため、「菌床販売及び販売金額の変動保証」そして「20年間の菌床買取契約」をお約束しています[図表2]。

 

菌床販売及び販売金額の変動保証
[図表2]菌床販売及び販売金額の変動保証

 

もちろん、栽培や収穫、販売先の確保まで、すべて弊社が行なうため、農業に関する知識や経験のない方でも問題ありません。とはいえ、「現物を見ない限りは…」というご意見は多いもの。実際のコンテナがこちらの写真です。

 

コンテナ栽培

 

このコンテナのなかにはどんな景色が広がっているのか。続く第2回では、コンテナ栽培の様子を現地からリポートします。

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